ケロ、カエル、ラナの富士登山

その日、宝永火口には、つるし雲がかかっていた。下からみた雲。

　

ケロとカエルは、てくてく、ぴょんぴょん登った。

　

夕方には、新七合目の山小屋についた。３メートルもある掛け布団にびっくり。カエル100匹は寝れるね。

　

おやすみなさーい。雷がなってるね。ラナだいじょうぶかな。

ケロとカエルが眠りについた夜半、ラナは起きた。

　

登りはじめるのだ。雷はやんでいたが風は強かった�B

　

風が強すぎたので、途中経過は、抜かして。。ともかく9合目まで来た。朝の4時半ころ。

　

ラナは見た。10号目からのぞむ、ご来光。5時15分ころ。

　

同じく5時10分ころ、ケロとカエルも日の出を待っていた。

　

来た。

　

来た。。

　

でたあー。左にケロのドアップが。

　

山頂は、あっという間にガスった。ラナは、寒さに凍えた。強風に耐えた。

　

ケロとカエルも強風の中、山頂までがんばった。

　

雪渓もわずかに残る。

　

9合目まで降りたら晴れてきた。寝袋で温まる3匹。

　

9合目まで降りて、一休み。おでんで労をねぎらいあう。

　

ケロ：「やれやれ、吹き飛ばされなくて、よかったねえ。」、ラナ：「もう、冬眠しちゃおうかと思ったよ」、カエル：「おでん、ちょうだい」

　

ラナ、ケロとカエルは、ゆうべ、ここに泊まったのよ。

下山ももうすぐ終わり。ちょっと惜しいような山の空気。